秋から冬にかけての名前のない季節、NCを走らせていると何とも言えず気持ちいい。強すぎない陽射しを浴びながら、首から上は涼しい風、首から下はそこそこの暖房でぬくぬくと。本当に心地よい時間が過ごせる。
オープンカーというと、何かアメリカの砂漠あたりを砂埃を巻き上げて爆走しているようなイメージから、夏が一番いい季節だと思われている節がある。実際、NCを買って「今日はオープンカー日和ですね」と言われた天気は、例外なくドピーカンの日だった。そんな日にオープンにしたら、だいぶ控えめに言っても、日射病で死んで新聞記事になる。
反対に、今のような涼しい、少し肌寒いくらいの季節は、夏に比べて陽射しもやわらかいし、サイドウィンドウさえあげていれば、暖房の暖かい空気は外にも逃げていかないままで、気持ちいい風を感じることができる。風がまともに当たる自転車なんかと比べれば、天国みたいなものだ。
要するに、何が言いたいかと言うと……手袋をしてネックウォーマーをつけながらオープンにしている車があっても、別にやせ我慢しているわけではないので、同情しないでください。
そういえば、RHTのキラキラしているグリルまわりのメッキパーツが嫌だったので、バンパー外して撤去。幌用のグリルどこかに落ちてないかなー。
バンパー外したNCを見て、手伝ってくれたI氏のコメント。「これ事故って廃車にする時の写真みたいだよなー」。いや、まさしく。