2013年12月8日日曜日
冬準備完了

特筆することもなく、去年と同じ16inch RX-8純正ホイールと、205/50R16 IG50で。今回はそんなにはみタイになることもなく……えー、つまり、キャンバがついてアライメントが死んでるってことだ。どこかで1回ちゃんと出さないといけない。カッコは良いんだけど、夏タイヤ見事に片減りしてたしなあ。

ちょっと前にボンネットとルーフ、あとトランクだけはスポクリかけたので、小傷をコンパウンドでさらって全面LOOX。普段はプリズムシールドでずぼらしているので、ちょっと良い気分。ただ、鉄粉も増えてきたし、消えない傷も増えてるし、1年経ったんだな、という実感はある。

まあ、大山をぐるりとドライブすれば、そんなことは全部吹っ飛ぶんだけどね!

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2013年11月30日土曜日
1st anniversary (2)

というか、1年が過ぎてもう2ヶ月ですが。

そういえば、もう慣れちゃったけど、Arrow GT30は大当たり。低い回転でも振動皆無になったし(ずぼらシフトになるんで一長一短だけど)、Egが一回り静かになって一段上質になった気分だ。0Wってのが数字的にも、入れる時のサラサラ感的にも、心理的に抵抗があるけど、そこらへんは慣れるしかないかな。今後もこれでいいや。

最近、家族の新車軽の購入で全行程代理をして、ついこの前その新車が納車された。当たり前のようにアイドルストップはするし、ブレーキアシストもついてるし、プッシュスタートもついてるし、キーレスもキー自体を操作する必要がない車だ。広いし、のろのろ走ってる分には静かだし、乗り心地もまあ、悪くはない。目的にそった使い方であれば、良い自動車だと思った。でも、それ以上でもそれ以下でもない。

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さすがに上の状態で公道を走ったことはないけれども、以下の状態なら公道を走ったことがある(というか、今まさにセンターコンソールがない)。

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エアバッグを外せば本当にカーブを曲がるごとに心が弾むし、センターコンソールを外せばミッションの唸りが気持ちを高ぶらせてくれる。もちろん、私はいいオトナなので、このまんまの状態で乗り続けたりなんかはしないし、標準状態でそうなっていない事情もわかる。いくらステアリングが、あるいはミッションの高周波が気持ちよくても、私自身それでロングツーリングには行きたくないしね。でも、こうした状態で走っていると、本当に今の車は余計な部分が多すぎると感じる。

そうして文句(?)をぐちぐち書いているけど、本音としてはNCは良い落としどころの車だと思う。上の私の文句に答えてくれる車は例えばロータス、TVR……は金銭的な問題があるので別として、ロードスターNAという名前で世の中に存在している。そして、現実的な話をすれば、私はそれを選ばなかった。NAを薦めてきた知人に「私が20歳であれば、選んでいたと思います」と言ってね。

よく言われることではあるけれども、車は本当にバランスなんだな。いずれにせよ、もうちょっと良い落としどころをさぐって、今後もNCと付き合っていきたいと思う。

2013年10月6日日曜日
1st anniversary

1年が過ぎ去ろうとしていたので、のばしのばしになっていたオイル交換。正直、1万km以内なら別に何kmでも気にしていなかったんだが……前の履歴を見ると、3/1 53,230km。今日が10/6 62,366kmだったので、7ヶ月と9,136kmで、ちょっと長すぎた。反省。

んで、前回はピット使ってオイルだけ交換したので、今回はものは試しということで、自宅でエレメントも含めて交換。ものはコレ。

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Gulf Arrow GT30 0W-30とPIAAの適当なフィルタ。本当はもっと安いのにするつもりだったのに……色がダメだ。Ford GT40と同じなんて卑怯すぎる。しかし、Gulfはドーナツもスターバースト(各認証のマーク)もないのな。自分のだからいいけど、人にはすすめにくいな。

ということで、オイル交換。

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とりあえずすげー臭い。そしてオイル受け皿の底に残る茶褐色の謎のどろどろする物体。うーむ、やっぱりちょっと引っ張りすぎたような気がする。私のコンディションだったら、もう少し期間が短いほうが良かったかなあ。反省。

ともあれ、エレメントも取ってそこからもオイルを抜いて、新品エレメントをオイル塗って着けて、新しいオイルを入れて、レベルを確認して、エレメントにオイルをまわすために、Egスタート!

きゅるきゅる……がおーん!(ぶばば、ばっしゃー!)

……「ぶばば、ばっしゃー」って何ですか?

すぐさまエンジンを切って、前にまわると、エレメントのあたりからオイルが見事に炸裂。古いエレメントのガスケット(ゴムのパッキン)が車体側に残っていたのを見落として、エレメントとの継ぎ目からオイルが噴き出してしまっていた。

ええ、もちろんオイルまみれになりながらもう1回オイルを抜いて、エレメントを外して入れ直しましたよ。噴き出した分は追加して入れたんで、まあフラッシングと思えばいいんだけど……随分高いフラッシング代だったよ、ほんと orz


14,000kmを越えて

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ロードスターが納車されてから1年が経った。14,000km、206の頃(普通に20,000km走ってた)から比べると、年間走行距離としては明らかに減っている。でも、ガソリン代は多分同じくらいなんだと思う。206では本当に数えるほどしか使わなかったところまで普通に山の中では回してるから、まあ仕方のないところだ。

あんまり書く時間が取れないから1年目の感想をまるっとまとめて言うと、ロードスターは「車の楽しさ」を教えてくれる車だと思った。

Life Meets Speed!のオープンカーの項目で、「車の楽しみの30%は整備・チューンの楽しみ」だと書かれている。私がわざわざ1年のまとめ記事にあえて上のような自分の恥をさらしたのは、そういった部分でも楽しんでいますよ、と伝えたいからだ。まあ、何でもかんでも青空ガレージでやるのは正しいことではない。でも、自分の手の届く範囲で、そういうことをしてみたくなるのも、ロードスターの不思議な魅力のせいだと思う。

結局サスのほうもあれから作業が進んでいない。先日、雨降りの高速のランプでものの見事にリアがブレイクした。前が随分下がってる(元が前が上がってる)のと、アライメントが狂ってるんでそうなったんだけど、それでも、その滑り出しは……何と言うか、自分でも表現的にどうかと思うけど、物凄い「優しかった」。「はいいくよー、滑るよー、滑るよー、はい滑ったー、修正してねー、カウンターカウンター」みたいな。「バカじゃねえのコイツ」と思ってるでしょうアナタ。正直言って自分でもそう思う。うん、だけどそんな声が聞こえるように思えたくらい、本当に優しかった。まあ、ともあれ、普通の公道でドリフトしてる車なんてバカ以外の何者でもないし、私も狙ってそんなことはしない。しかし、そんなバカなセッティングになっているサスであっても、忠実にドライバーに車の状態を伝達してくれる……素性が良いと言えばそれまでなんだけど、なんというか、本当に不思議な車だと思う。

光月:クルマというのは楽しいものなのだが、本来ならもっともっと楽しいものなのだ。

私は206に乗っている時から、車は楽しいものだと思っていた。でも、ロードスターは、車というのは、もっともっと楽しいものなんだと教えてくれている。今日も教えてくれた(オイル塗れになったが)。明日もきっと教えてくれる。明後日も、そして、また1年後も。そう思わせる何かが、この車には確かにある。

 

……え?オープンのことが何も書いてないって?さっきあげたLife Meets Speed!のオープンカーの項目に全部書いてあるじゃん。それで不満なら、今のこの季節、ロードスターに乗るとどうなるか、以前のマツダ公式ムービーから切り取って掲載しておこう。

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言葉は必要ないでしょ?

2013年9月28日土曜日
パワーウィンドウロックスイッチ

昨日の朝から窓が開かなくて困っていた。パワーウィンドウスイッチ自体が点灯すらしない。一昨日、オープンにして帰り、戻って屋根を閉めたときには動いていたので、原因はさっぱりわからず。一旦ECUリセットかけても何も変化がなかったので、仕方なく、ぐぐる。

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原因↑。パワーウィンドウのロックスイッチ。

そういえば、納車されたときに説明書読んで「へー」と思ったっきり、完全に存在を忘れてた。まあ、何にせよ何も壊れてなくて良かった。

2013年9月22日日曜日
ライト磨き・カプチーノ編

何回か書いてる例のジムニーの子が家のカプチーノを再生させるというんで奮闘中。整備自体には携わらないので、ライトだけ引っ張ってきて磨いてあげた。

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↑こんなの。つーか、写真見て気付いたけど、チリがあってない。ライトの中でカラカラガラス片が舞っているのとあわせて、皆で言ってた「絶対これフロント事故ってるよなー」というのが証明された感じだな。

んで、2000番で磨いて、ドリルバフでピカールとホルツの#10000かけて、仕上げに手磨きして、LOOX塗りこんだのが以下。

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ウレタン吹けばもっと良い、殻割りできればもっと良いとか色々あるけど、経費がもらえるわけでもなし、こんなもんでしょ。

Eg下ろすとか言ってるし(この前に見たらミッションは下りてた)完成はまだまだ先みたい。着くのが今から楽しみだ。ちなみに、ちょろっと乗らしてもらったら、やっぱりと言うかなんと言うか、すげー狭かった。楽しそうではあるけど、あれでロングドライブには行きたくないな、正直。

2013年9月8日日曜日
ライト磨き

また天候不順なのでサスはお休み。その代わり、くたびれてきたヘッドライトをピカールで磨いた。

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ライト磨き、最近はもう「1000番~2000番くらいで水研ぎ→ウレタンクリア」が一番ベストな方法ということで結論が出てるみたいだ。今回、デコボコになってるところは2000番で水研ぎしたんだけど、確かに早くて綺麗にできる。NCはまじめにやるにはバンパー外さなきゃならないんで、今回はその上からピカール磨きで終えたけど、また機会があればまじめにやりたいね。

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とりあえずは十分満足。

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2013年9月1日日曜日
車高調正式サスペンション 2

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たとえば・・中古の車高調を安く買う

それを自分でつける

さっそく試運転で全開くれたら

なんかサス取り付け部からコトコト音が鳴ってる

よくよく見たら一番上のロックナットのトルクが甘かった

まー よくある話だ

だけど そーゆーのはけっこう楽しいんだ

自分の手を油で汚し 車との対話みたいでサ・・

だけど

もう君はそうゆうレベルじゃないだろ?

いや、そーゆーレベルなんで全然問題ないです。

ともあれ、純然たる趣味でここまで算数を使う機会なんてそうそうないなあと思いつつ、サスペンションまわりのことを学びながら色々と考えている。いやしかし、プリロードのこととか、ホイールレートのこととか、どことは言わないけど適当な記述が氾濫しててちょっとアレだな。

目下のところは、1G状態の残り縮みストロークが計算と実測とで随分ひらきがあるのをどうにかしないと。前にサスばらした時に計った実測値をもとに計算しているんだけど、今実際に装着されている状態で測ったストロークとずれてるんだよなあ。ばらした時の計測違いっぽいけど、うーん。ここんところは毎週末が雨とか天候不順でなかなか作業が進まないのも悩みどころだ。

2013年8月15日木曜日
金沢までロングドライブ


大きな地図で見る

ドライバーとして金沢までロングドライブ。高速使って片道530kmくらい。

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兼六園行った。いいとこだったけど、さすがに暑いよ。

いやあ、しかし、サスが硬かった。取り付けのチャンスの関係で旅に出る前にサス変更したけど、助手席の人には悪いことしたわ。旅に行く前に試した減衰F:1、R:1は高速30分でドライバーの私が酔ったし、F:2、R:2はシートにモロに振動が来てぶち切れのレベルだったので、今は減衰F:2、R:1だけど、硬い硬い。

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とりあえず暫定でこんな感じ(NCオーナー以外にはこれがノーマルですと言い張れるレベル)だけど、これからがちょっと楽しみ。

2013年8月12日月曜日
車高調整式サスペンション

本当は長々とひとつのエントリー丸々ノーマルの良さを書こうと思ったが、残念ながらそんな暇はなかった。一言で書けば、メーカーの想定通りの使い方をするなら純正が至高。だってさぁ、考えてもみてくださいよ。給料を貰って延々と自動車のことだけを考えてる人達が作ったものに、物理もロクに学んでないそこらへんの兄ちゃんがダメ出しして、その車両のことを死ぬほど突き詰めてるわけでもない中小企業の考えた部品を着けちゃうわけで。そんなものが良いものになる理由がひとつでもありますか?(いや、ない)  もちろん、何事にも例外はある。でも、例外は少ないからこそ「例外」なわけで、私を含む多くの一般人はそんな例外のことを気にする必要はないわけですよ。気にしたい人がいるなら、そんな人はいますぐ宝くじを買うべきだと思う、割と本気で。

ともあれ、車はトータルバランスなわけで、「シャコチョー入れてベタベタに下がって嬉しいれす」では済まない。元々あったストロークは? アライメントは? ジオメトリはどう変わった? ボディへの負荷は? そのサスあと何km持つの?&その車あと何万km乗るの? もう書いてて嫌にならないの? ……ということを延々と考えて処置できる、あるいはあと3,000kmで捨てる、なら別にいいが、私は残念ながらそのどちらでもない。長く乗りたいし、乗り心地は良いほうがいいし、ショックを使い捨てする趣味もない、ごく一般的な人間だ。そして、だからこそ結論は純正こそ至高、というふうになるわけだ。

さて、ではジャッキアップしようか。モノは中古のCUSCO ZERO-2E。前日までにバラして清掃しておいた。駐車場が斜面(しかも前後左右両方向)で砂利とかいう、世界で二番目に自動車整備に向かない場所なので、前後どちらかだけにウマをかけて作業する。下手うつと普通に死ぬので慎重に。輪留めx2、ウマx2、ガレージジャッキx1、パンタジャッキx1くらいで。

まあ、やり方はみんカラとかで。正直、ウマがけ以外は何てことなかった。ダウンサスのほうがサスコン使うだけ大変だったなぁ。

では、フロントから。

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ショック出たー。

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外したー。

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ついたー。特になんてことはなかった。関係ないけど、ローターとハブが汚いな。もちろん、時間がないので知らないふり。

この後もう片方も交換して、ブッシュがかんでるところはゆるゆるのままでそろりと近所を1周後、ステアリングきって寝転んで1G締め。一応問題なくできたけど、トルクレンチが入らないところもあったので、また今度出入り先のピットでちゃんとやるつもり。

日をあらためてリア。

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ショック出たー。

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外れたー……と簡単に書いてるけど、いやあ苦労した。スタビリンクは外さずにできそうだったのでやってみたものの、知恵の輪が更に難しくなった。最後のほうは「おー、マルチリンク動きがすげー」とか思いながら3次元的にぐりぐり動かしてやっとこさ。

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反面、つけるのは一瞬だった。楽すぎる。

あとは写真にはうつってないけど、リアの左アッパーのナットでお約束どおり悶絶。作業終わってから気付いたけど、RHTだったらRHTのカバーのほうからアクセスできそうだったなあ。まあ、次回試してみよう。

終了後、フロントと同じように1G締め。特に問題なし。車高はMAX上げでセットしたので、見た目はぜんぜん変わりなし。また後日。ちなみに走行距離は59,150km。

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いやしかし、それにしても暑かったー……。

2013年8月2日金曜日
後輪駆動

Life Meets Speed!!の駆動方式のページに書いてあったFRが3%という数字。私の出入り先の駐車場で考えてみた。

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おおまかに、うちの駐車場は100台ほど駐車されているんだけど、その中で独立懸架のFRはというと、

  • Z33
  • 180SX
  • ロードスターNC (私の)
  • マークⅡ (X110)

のわずか4台。普通から考えれば自動車好きがやや多い母集団なんだけど、それでもこれ(4%)か。一応、後輪駆動ということで、範囲を広めてみると、

  • C1500 (車軸懸架FR)
  • ミニキャブ (車軸懸架FR)
  • ビーゴ (車軸懸架・FRモデルあり・FRベースフルタイム4WD)
  • ジムニー (車軸懸架・FRベースパートタイム4WD)
  • バモス (車軸懸架MR)
  • ビート (独立懸架MR) / アクティ (車軸懸架MR)

で、ようやく1割(ビートとアクティは同一ドライバーなので)。ビーゴは外からじゃわからないけど4WDモデルくさい気もするんで、まあ1割いかないくらいなのかな。

まあ、特にオチはない。FFはダメか?と聞かれれば、全然そんなことはないと思うし。っていうか、FFでいいじゃん、十分じゃん、とも言える。でもなあ……以前、ジムニーの子がV6のFTOを中古で買おうとしてて、「これでFRなら完璧なんですけどねー」って言ってたことを思い出す。つまり、そーゆーことだと思う。

2013年7月30日火曜日
センターコンソール改造

iPodの配線が邪魔 → 配線は埋めれるけど、そもそもセンターコンソールにiPodが入らない → よし、じゃぁ、ぶった切ってしまえ。

ということで、みんカラを参考に、センターコンソールのカップホルダー部をぶった切って補強しまくってビニールレザー貼り。もちろん、配線も助手席下のヒューズからの接続に変更。

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スッキリ。社外品も1.5万くらいであるんだけど、乗る人しか見えない部分だし、これで十分でしょ。

写真では携帯電話も入ってるけど、もちろん普段はiPodとか盗られてもいいものしか入れるつもりなし。NA/NBと違って、NCだとここには鍵がかからないしね。

2013年7月12日金曜日
ボーイミーツスポーツカー

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先日、都合で京都から父が来訪。このブログの一番最初に書いてある通り、昔はマツダ党だった父だ。私が知っている限りでは、ファミリア、ルーチェ、ボンゴ、センティアを乗り継ぎ、その後は発売当時の初代セルシオ、そんで今は8ナンバーに乗っているらしい。NSXを吹っ飛ばした兄貴のこともあるし、正直、私は父がスポーツカーを好きではないと思っていた。乗り継いできた車も、全部ATだったしね。

だからこそ、私が「別にいい」と言うだろうと思いながらも差し出したキーを、父が黙って受け取った時には、心底驚いた。窮屈そうに乗り込んだ父に、クラッチスタートのことを伝え、エンジンスタート。RHTを開閉。「いやー、これ絶対クラッチ踏み忘れるな」とか言いながら、何だか表情は本当に楽しそうだ。厳格な父だったが、その表情は、甥っ子が新しいオモチャを手に入れた時のそれと、さほど変わりがないようにも見えた。

……まあ、翌日オープンで走ったら、乗り込んで10秒後に「これは夏はダメだな」って言われましたが。まさしくおっしゃる通りで。甥っ子のほうは、せいぜい10分くらいの道のりしか同乗しないので、最近はいつでも「開けてー!」って言うけど、これは年齢の差だな。

2013年6月13日木曜日
ミッションオイル交換

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半年乗り、さすがにミスシフトでのギア鳴りもしなくなったので、57,009kmで、ミッションオイル交換。多分穴の開き具合からしてアンダーカバーは取らずにやるのが正規の方法なんだろうけど、取り回しがめんどくさそうだったので、1枚だけ外して作業。銘柄はSUMICO GL5 75W-90(純正指定はGL4だったような)。ドレンボルト裏のマグネットにはもちろん鉄粉たっぷり。綺麗さっぱり掃除。

交換後のギアの入りはもう笑っちゃうほど滑らか。実際、走行中にスッと何の摩擦も感じさせずに入ってしまったときには、思わず笑ってしまった。走るのがますます楽しくなりそうだ。

2013年6月9日日曜日
初ロングドライブ

ドライバーがてら、150kmの高速道路(岡山まで)を往復で、ほぼ通しで5時間、ロングドライブ。

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まあ、前車が腐っても欧州車の206だったんで、コーナリング命かつタイヤも万全とは全然言えないロードスターと比べてどうするんだ、という気もするんだけど。

直進安定性、これは許そう。ステアリングとか道路状態への反応が過敏すぎるけど、それは車の性格上仕方ないし、慣れれば大丈夫なレベルだ。肘置きもちゃんとあるしね(NA/NBにはない)。乗り心地、これも悪くない。跳ねることもないし、むしろ一般道より快適かもしれない。

ただ、もうロードノイズだけはどうしようもないRHTを閉めたままのNCロードスターで舗装の悪い高速道路を走り続ける地獄というのがあってもおかしくない。その地獄に落とされるくらいだったら、私は喜んで火あぶりにされるね。

もう、耳からダラダラと血を流しながらPAに停まり、たまらずオープンですよ。髪を切りに行くのがいつもより遅れていてパタパタするからクローズだったんだけど、オープンにすればこもってた音は全て上に逃げ、快適そのもの。やっぱりロードスターはオープンカーだから、開けなきゃ。今回もこのサイトのいつものパターンで締めくくりか、と思っていた――トンネルに入るまでは。3,000RPMで回っているエンジンも、エキゾーストも、BGMも、全ての音がトンネルの轟音でかき消される。かくて、私はオープンしたままのNCロードスターで舗装の悪い高速道路のトンネル内を走り続ける地獄というものもあることを知ったのです。

まあ、結局、行きはそのままオープンで、同乗者を乗せた帰りはクローズで速度抑え目で帰ったんだけど。岡山近くの高速道路や、そこにあるトンネルなら正直なんてことはなかったが、鳥取近くの結構古い道路になると……同乗者もやっぱり気になったみたい。

ということで結論:NCはツアラーじゃない。そして、それでいい

2013年5月13日月曜日
下回りスチーム

融雪剤の季節が終わったので、ざぶざぶと。問題になるような場所は特になし。綺麗なもんだ。

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そういえば、はじめてキャリパーが黒くなってるのに気付いたのはトヨタ系の元整備士さんだった。さすが。

2013年4月30日火曜日
色々と中途半端に

色々と中途半端にいじり中。

とりあえず夏タイヤに変更と、ざらっと車検の点検項目した時に目に付いた、変色したキャリパー・バックプレート・ローターを耐熱黒でペイント。出入り先には赤だの金だの黄緑(目立つ目立つ)だの、カラフルなキャリパー&ローターの車があるけど、外見は地味にがモットーなので、地味に。言われなきゃわからねー。タイヤ交換のついでにやったんで、塗りきれてねー。

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買った時からぶっ壊れてたシート横のカバーをホットボンドとタイラップで修理。こんなんだった。前オーナーが頑張って直そうとした形跡があったけど、全然直ってないし。

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まあ、シートはがしたんで、ついでに掃除。助手席も。

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iPod繋げた。ナビからAUX取り出して適当なシガーから電源取れるやつ繋げただけ。適当すぎる。配線テスト時(そもそも使えるiPod持ってなかった)には昔同僚から貰った2GBのiPodが役に立った。シガーソケット埋まってるのと配線が見えてるのと操作性が悪いのは問題なので(問題だらけじゃねーか)、また配線等はし直す予定。今使ってるのは8GBなんだけど、誰か16GBとかtouchとかくれないかなー。

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そして部品の発送を見たら1月だった例のやつを、いい加減完成させた。色々と不満なところもあるんだけど、まあ、今回はこれ以上いじるつもりはない。

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まさしくエレクトリカルパレード。赤指針がやばい。白色LEDからの光なので、白から赤へのグラデーションが綺麗すぎて見とれる。これは事故る。

ベースは単体売りの白色有機ELバックライトの自由に切断可なもの。パネルはAWDさんのSMT-200MTにオリジナルパネルのウィンカーと中央の警告灯部分のみ移植。あとはセロファンやらマーカーやらのジミな作業の集大成。写真だとLEDと遜色ない発光具合に見えるけれども、実際にはもっと優しい感じの光になっている。平たく言えば、LEDに比べてちょっと暗い。

これ以上やるなら、LED打ちかえとパネル自作になるけど、とりあえずはこれでいいかなー。今もってる予備部品使えばすぐにオリジナルに戻せるし。LED打ちかえは走行距離記憶してる基盤に直付けされてるLEDに対してになるから、ちょっと気分的にはアレだ。乗り換える気はまったくないので、そういう部分を気にしてるわけじゃないんだけど。

いずれにしろ、メーターにケリがついたので、ぼちぼち次にいこうかな。

2013年4月22日月曜日
Every drive is a new day.

最初に書いたとおり、私は都市部では基本的に屋根を開けない。開けないが、今日の夜は間が差して、鳥取西部では一番の都市部ど真ん中、その交差点の赤信号でオープンにしてしまった

オープンカー乗りは、特にロードスター乗りはとかく情緒的な文章を書く傾向があるように思う。私も結構書いている。乗ればわかると思うんだが、これは逆に考えれば乗らなければわからんと言うことだ。良さを具体的に書いていない。イタリア車にアルファロメオというメーカーがあるが、そのユーザーにもちょっと似ている。「なんでアルファなの?」「アルファの車には魂があるんだよ!」いやわかんねーって。どことなく宗教的で、ちょっと近寄りがたい雰囲気。そんなマニアックな感じが、オープンカーとか、イタリア車に対するイメージを損させている部分があるような気がする。そういうのは良くない。

……え?夜の都市部でオープンにした感想?

 

世界が輝いていた。

道端ではしゃいでいる学生達の笑い声が聞こえる。前には赤いテールランプ、対向車線からはヘッドライトの光が、まるで宝石の奔流のように流れていく。本当に、何もかもがキラキラと輝いていた。

そこから家へは、ほんの20分もない。都市部を抜けた赤信号で、前を走っていた黄色いビートに追いついた。前も後ろも車はなし。信号がゆっくりと青に変わる。どう見ても車検に通りそうもないマフラーから、軽自動車とは思えない小気味良いエキゾーストノートを奏でてビートが加速していく。その音を聞き、そのテールランプを見ながら、自然と笑みがこぼれていた。

本当にどうしようもない。説明のしようがない。人が笑う時ってどんな時だったっけ?みたいな疑問を真剣に考えてしまいそうになる。楽しい?もちろん。嬉しい?まあ、そうかな。でも、なにかが違う。決定的に、違う。だから、こう書くしかない。そう、世界は美しい

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なんか誤解されそうだから書いておこう。別に私はロードスター or オープンカー or スポーツカーの素晴らしさを広めようなどと思ってこんな馬鹿みたいな文章を書いてるわけじゃない。というか、そんな意味で言えばこんなパラノイアみたいな文章は逆効果だろうと思う。ともあれ、私が頭を捻って(本当に捻ってる)こんな文章を書いているのは、もう何度でも言うが、世界が美しいからだ

いや、そんなことはどうでもいい。毎日がくだらない。仕事もつまらない。なにより、自分の進んでる道も適当だ。やりたいことも見つからない。隣に立つ人もいないし、なにもかもめんどうだ。そう思う? 割とそうかもしれない。でも、それでも、もう一度だけ言わせてくれ。世界は美しいんだ

いい加減にしろ、とあなたは怒るかもしれない。ごもっとも。私はオープンカーが全ての人を救うとは思わない。そこまで楽観的ではない。更に言えば、あなたに世界の美しさを見せてくれるものが必ずある、とも言えない。そんなのは小学校の先生が言ってればいいことだ。だから、私が言えることは何もない。ただひとつだけ言えることがあるとすれば……えーと、もう、言わなくてもいいよね?

 

そうそう、世界がキラキラと輝いてる中で、「うへへ」と、はたから見たらバカみたいに気持ち悪く笑うのもなかなか楽しいものでした。いつの間にか歳を重ねて、子供の時に考えていたオトナの年齢になったけれども、子供の頃は予想もできなかった、そんな「うひひ」の瞬間は格別です。誰かと喧嘩したことも、腰の痛みも消えるわけじゃないけど、それを含めて、そう……世界が輝いているから。

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No Border in the Sky. (って、つけたら、まるで最終回(?)みたいだね!)

2013年4月19日金曜日
黄砂とか

もうさ、日本海に大気圏にかかるくらいの壁つくりませんか?割とマジで。

一雨でこんな鮫肌になったのはじめてだわ。

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2013年4月5日金曜日
花見ドライブ

206で行った桜並木はさすがに家に近すぎるので、新しい並木道を探すがてら、鳥取奥地をドライブ。

どーん。

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平日だったのもあるけど、本当に人がいないなあ、鳥取は。おかげで写真もゆっくり撮れるわけだけれども。

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今日は穏やかな晴れ。陽射しも柔らかく、風もそんなに吹いていなかったので、久しぶりにサイドウィンドウも下ろしてフルオープンに。しかもここを見つける間に、いつも使ってる100kmルートに繋がる快走路も発見して、もう、そりゃ最高の気分ですよ。

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こんな時は本当にロードスター冥利につきるというもの。いつもは気になるガソリンも全然気にならない。時間の制約もない。最近は少しMTに慣れてきたから、いつもは2,000回転あたり、あるいはそれ以下をうろうろさせてる回転数も、3,000から上あたりをうろうろと。別に100kmや200kmを出してるわけじゃない。でも、エンジン音も、エキゾーストノートも、加速や回転Gも全てが心地よかった。

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2013年3月31日日曜日
半年が過ぎて

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本当はあのわけのわからないエントリーのすぐ後に書く予定だったんだが、ともあれ、ロードスターに乗り換えてから半年が経った。1,000km / 月くらいかな。最近はあまり遠出をしていないせいか、あんまり伸びなかったかな、というのが正直なところ。

さすがに最近は「この車はまだ私の車じゃない」とは言えなくなった。他の車(206でも)に乗ると視線が高いし広いなあと思うし、乗車感覚はふわふわしていて頼りない。私のロードスターは何もいじってないので、スポーツカーとしては乗り心地が良いほうだと思うけれども、やっぱりその差は歴然としてある。

ただ、そうやって身体のほうは自然と慣れていってはいるものの、依然として微妙にフィットしない部分もやっぱりある。それはまだ遠出をしていないからかもしれないし、MTだからなのかもしれない。まあ、いずれにしろ、おいおい慣れていけばいいことだと思う。

ともあれ、ロードスターに乗り換えてから半年が経ち、色々なことがあった。あの時S2000を選んでいたら、今の半年後の自分はまた違った自分だったと思う。でも、それでも、今でも私は自分の選択を全く後悔していない。とても不思議なことに。

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2013年3月29日金曜日
ユーザー車検に行ってきたよ

義兄のWISHの車検が切れるということで、ユーザー車検に。

の、前にもちろん整備も受けました。

ブレーキパッドを替えてー、

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リアドラムのシールを替えてー、

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ファンベルト替えてー、

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ついでに寄り道してヘッドカバー開けてみたりしてー、

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折れてた(!)ダウンサス替えてー、

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その他は挙げるのもめんどくさいので「諸々」。

で、陸運局で手続きして、いざラインへ。

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「3列目に荷物置いてたら乗車定員見れないでしょー!」と検査員の人に怒られた以外は特に問題なし。無事に通過。ライン通すだけだったら拍子抜けするほど簡単だった。

※ 事前整備がきちんとできない場合、安易にユーザー車検を活用することは止めましょう。車は自分、同乗者、赤の他人の命を簡単に左右する危険な道具です。

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